【韓国観光応援団】日本や韓国で体験した心が温まる日韓友好エピソード
今回のミッションは、「日本や韓国で体験した心が温まる日韓友好エピソード」です。
私の「ポカポカ温かい出来事」を書きたいと思います。
「交流」というと、色々な交流があると思います。仕事での交流、韓国現地で生活の中での交流など。
私は、「一期一会」、旅行でのエピソードを2つご紹介したいと思います。まだまだたくさんありますが(笑)
1つは2005年、もう1つは2013年です。
ちなみに、私は旅行のたびに「旅日記」を書いています。その日の出費や旅行中にあった出来事を書き留めているのですが、これが、読み返してみると面白い(笑)記録にもなるし、オススメです
① 「ドラマのロケ地で出会ったアジュンマにご自宅に招かれお茶を頂く?!」
2005年5月、私がはじめて“韓国ひとり旅”をしたときのことです。このひとり旅の目的である「韓国ドラマ『パリの恋人』」のロケ地へ行ってきました。
ロケ地は、ソウルの駱山公園といって、梨花洞近くにある公園です。そこには、ドラマの名場面でよくでてきた公園や、ヒロインが住む屋根部屋があるところでした。
その公園までのアクセスは、事前にしっかりと調べたはずでしたが、案の定、迷いました。当時は韓国語もそれほど話せなかったので、片言やジェスチャーでもって、すれ違う人や交番で聞き込み、迷いに迷いましたがやっと到着。感動しました。
あちこち写真を撮ったり、見て回ったりして、とても嬉しかったのを覚えています。
そして、ヒロインの家も探したのですが見つかりませんでした。うろうろ探しているときに、東屋のところに、アジョシとアジュンマがストレッチをしたり話をしていました。
その屋根部屋をあきらめきれず、そのお二人に聞いてみると、アジュンマが知っているとのこと!ちょうど家に帰る途中にあるから案内してあげるとのこと!ありがたくお願いしましたw
そして、ヒロインの屋根部屋もみることができて、アジュンマにお礼をいうと、駅も教えてくれて、また帰る方向が同じだからとのことで、また一緒に散歩のように、会話をしながら歩き始めました。片言の韓国語でしたが、いろんな話をしました。「日本のどこからきたの?」「結婚しているの?」「いくつなの?」「なんで結婚しないの?!」などなど色々と質問されました。アジュンマのお話もききました。
そうして楽しく話をしていると、アジュンマが「のど乾いたでしょう、うちに来てお茶を飲んでいきなさい」と!ビックリしました。
「え、なんでなんで?」
「家に?え、なんで?私、あやしい外国人だよ?」
と、頭の中を色々めぐりました。
そして、結局、私はのこのこと、アジュンマについて行きました。きっと、直観的に、アジュンマはいい人だ、という感じがあったんでしょう。今思えば、私も大胆w
きっと、アジュンマのおうちは、大きいおうちで、さっと人にお茶も出せる感じなんだろうなと、勝手に想像したりしてました。
そして、ご自宅に到着したのですが、普通の小さい一軒家で、いざ中へ入ると、人を招き入れる感じではなく。。。ようは、家が散らかっていたりしてw
そのキッチンには、ランニングシャツ姿のアジョシがいて、その方が旦那様でした。アジュンマが、アジョシに、この子にお茶を飲ませる、みたいなことを言っていて、アジョシは、驚きもせず、うんうんとうなずきながら、テレビを見ていました。
挨拶をしてお茶をごちそうになりました。その時飲んだのが「コーン茶」でした。これが私の初の「コーン茶」ですたしか、20分ぐらいお邪魔したとおもいます。
お茶を飲み終わると、アジュンマが駅の近くまで送ってくれました(東大門駅)。その途中で初めて自己紹介をしました。アジュンマのお名前は「スジョンさん」でした。こう書くんだよといって書いてくれた漢字が「水晶」でした。
別れ際に、気を付けてね、と言いながらハッカ飴をくれたのも覚えています。そうしてアジュンマとお別れしました。
出会ってからお別れするまで、たぶん1時間半ぐらいだったと思います。この出来事は、今でも鮮明に覚えています。本当にいい出会いでした。
外国から来たひとりの怪しい旅行者を、まさかご自宅へ招いてお茶をご馳走してくれるなんて。
今まで、仕事で接していた韓国のお客様たちの事を思い出しました。そうか、ただ私が韓国を知らなかっただけにすぎず、勘違いが大きかったのか、このアジュンマとの出会いでそう感じました。
この出来事で、さーっと何かが晴れたようでした。
② 「“ITX青春”への乗り換え方法を教えてくれたアジョシがホームまで追いかけてきた?!」
2013年5月(また5月ですw)、韓国ドラマ「冬のソナタ」のロケ地で有名な「南怡島(ナミソム)」へ行こうと、ソウルの清涼里駅で「京春線“ITX青春”」という急行のような列車に乗ろうとしていた時でした。
「南怡島」へ行くには、地下鉄で清涼里駅に行きそこで郊外へ行く列車に乗ります。ただ、地下鉄で使う交通カードはその列車では使えないので、乗り換えるときちょっとした作業が必要でした。
「ITX青春乗換カードリーダー」というマシンがあって、そこで手続きをしなければなりません。その乗り換えで、案の定、まごついてしまいました。20分ぐらい苦戦しましたが、結果だめでした。
そこで、まわりの人に助けを求めようと見まわすと、人がいない。そこに、一人の背の高いアジョシが通りかかりました。「チョギヨ~」と声をかけると、急いでいる様子でしたが立ち止まってくれました。
使い方を聞いてみると、アジョシも知らないようでした。でも、そこはさすがです、やり方がわかったようでひととおり教わりおわかれしました。
そしてホームに行きました。ホームがすっごく長い!!広いホームでした。そして人がほとんどいません。
するとあちこちにそのカードリーダーについて間違えないようにと注意書きが貼ってありました。
それをじっくりみてみると、あれ、なんかアジョシと一緒にやった方法がちょっと違うような・・・何かがひっかかりました。
そして、もう一度マシンへ戻って、よく読んでみると違っていました。無事やり直し、またホームへ戻りました。
ホームを散策したり写真を撮っていると、遠くから手をふってこちらへ向かってくるアジョシが見えました。どこかで見たことあるようなアジョシ・・・。そう、使い方を一緒にやってくれたあのアジョシ!
アレ、でもなぜ??アジョシは、あの後、別の方向へ行ったはず。私も小走りに駆けよると、なんとアジョシ、「さっきのやり方がまちがっていたよ!もう一度やろう!!」と!
アジョシは、自分が教えた操作が間違っていたことがわかり、わざわざこの広いホームまで、私を探しに来てくれたのでした。汗をかきながら戻ってきてくれたんです。
そこで、私も注意書きを読んでもう一度やってみて成功した事とお礼を言うと、アジョシは、ふーーっとほっとした様子で、気を付けて行くんだよと、もと来た道を手を振りながら戻っていきました。
ひとりで旅をしているあやしい日本人を思い、心配してくれたのでした。まさか、私を探しに戻ってきてくれるなんて、本当に感動しました。
長文ですみません。読んでくれてありがとうございました。
なぜ2つ記事を書いたか、ですが、ここ数年の難しい関係になる前&なった後の出来事をご紹介したかったのでした。前でも後でも、交流のあったかさは変わりません。
これからも、いろんな方との「一期一会」「交流」を大切に、楽しんで行きたいと思います!
#韓国観光応援団