南原にきた目的は、
「広寒楼苑(クァンハルルウォン / 광한루원)」!
韓国ドラマや映画がお好きな方なら、きっと一度は見かけたことがある風景がここにあります。私も例にもれずwこの場所で、たくさんのドラマや映画が撮影されました。どうしても行きたくなり、順天に行く前に途中下車の旅です♪
「広寒楼苑(クァンハルルウォン / 광한루원)」は、朝鮮時代の庭園様式の公園です。また、韓国古典の名作「春香伝(チュニャンジョン/춘향전)」がうまれたところでもあります。
駅からバスで移動し到着したのは「広寒楼苑」の北門(裏門)でした。気分的に?正門から見学スタートしたかったので、入場券を購入し苑内に入り、一目散に正門へ(笑)。
見学前にパンフレットをもらいに苑内にある観光案内所にいくと、なんとクローズw席をはずしておりますと。。。ちょうどランチの時間だったからかもしれません。でも誰かひとりでもいてほしかったw
時間に限りもあるので、待っていられず、ネットで「広寒楼苑」について調べながら見学スタートです。私が行った日は平日だったのですが、やはり有名なところだけあって、観光客や、遠足、散歩で来た人たちがいました。天気は晴天!(でも寒い。。w)
まずは、「広寒楼苑」の中心にある「玩月亭(ワンウォルジョン/완월정)」。
由来は、地上人が月の世界を楽しむために建てられた楼閣、とのこと。ここで毎年「春香祭」が開かれています。この楼閣の前に池があり、その池の前に広い芝生の広場があります。芝生に座り「春香祭」を見学できるようになっています。
この苑には、「玩月亭」の他に、大小いくつもの楼閣がありますが。
やはりメインは「広寒楼」です!「玩月亭」を後にして裏手に進むと苑内で一番大きい池が見えます。その池を渡った先にあるのが「広寒楼」。
その池に架かる橋「烏鵲橋(オジャッキョ/오작교)」と、先に見える「広寒楼」、この2つが、私が見たかった風景です!最初に見た感想は、「あれ、橋が想像より短いw」でした(笑)いやいやそれでも、ずっと見たかった風景、感動です!色んな角度から写真をたくさん撮りました♪
この池は、ドラマ「雲が描いた月明り」で、池に落ちたサムノム(キム・ユジョン)を世子(皇太子)イ・ヨン(パク・ボゴム)が助けに飛び込んだ池です。世子が家来を助ける為に池に飛び込むなんて!印象的なシーンでしたね♪
ここ「広寒楼苑」では、本当にたくさんのドラマや映画、バラエティが撮影されました。「屋根部屋の皇太子」、「茶母(チェオクの剣)」、「天命」、「王女の男」、「風の絵師」、「怪傑春香」、「ファン・ジニ」などなど。日本でも人気を博したドラマですね。
そろそろ観光案内所に人が戻ってきているだろうと、向かいました。よかった、2名もいらっしゃいましたw日本語のパンフレットをもらい、この苑内で、オススメや見ておいたほうがいいところなど教えて頂き観光を再開。
案内所の方オススメの「春香館」。
ここには、「広寒楼苑」の歴史はもちろん「春香伝」について展示されていました。興味深かったのは、韓国の昔話である「春香伝」が世界の各地でその国の言語で出版されていたことです。「春香伝」は韓国版ロミオとジュリエットとよく聞きますが、そういえば「ロミオとジュリエット」も世界で有名ですもんね。
妓生(キーセン)の娘・春香(チュニャン)と、両班(ヤンバン、貴族)の息子・夢龍(モンニョン)の身分を超えたラブストーリー。パンソリや小説、ドラマ、映画などでも知られる有名な物語です。
次に見学したのは春香(チュニャン)の母の家「月梅の家」。
教えてもらった場所をひととおり見学し、再び案内所に行きました。目的は、、「느린 우체통(ヌリンユチェットン)」!見学前に案内所に来たとき、実は真っ先に見つけていたのでした。これは、言葉のとおりゆっくりと時間をかけて手紙が届くポストなのです。なんてロマンチックな!案内所の方に日本にも届くか確認するとたぶん届くとのことだったので、ダメ元で、出しました。さて、どれくらいで日本の私の手元に届くか!届かないかもですが、それでも満足です♪
느린 우체통(ヌリンユチェットン)については、以前、江陵(カンヌン)で初めて見かけ出してみました。その記事をこのブログで紹介しているので、お時間があったら読んで頂けたら嬉しいです。
■広寒楼苑
・アクセス:南原駅の観光案内所目の前バス停からバスで(たぶん)20分ほど。バスはTmoneyカードが使えました。
・休業日:年中無休
たっぷりと、ここ「広寒楼苑」を見学しました。来てよかった!寒いけれど晴天、そして今のところ危ないアクシデントにも合わず、最高です。
次回は、南原で初のお食事についてご紹介します。とても美味しい韓国料理を頂きました^^
<つづく>